気血循環療法はお腹(内臓)に直接アプローチする技法として知られています。身体の全体にある360個のツボや局部の血流に影響を及ぼしているしこりや血栓に独特の手技を用いて施術することで、気血の流れを整える療法です。
体内環境を正常に保つためには、血流の流れがスムーズであることが何より先に挙げられます。血液には、酸素だけでなくビタミンやミネラルといった栄養素を細胞へ行きわたらせる役目があります。血流が悪くなると…。想像できますよね。
つまり、どんなに良い栄養を口から入れたとしても、血管の詰まりなどによって起こる血流の異常があれば栄養は届かず、場合によっては臓器や内臓にまで影響がでることになってしまいます。このような症状の改善に使用される技法が「気血循環療法」です。
東京フィジカル・ケアアカデミーの通信講座では、この技術をトータル・ボディ・セラピー(ソフト整体)の基本テクニックと定め、STEP1のカリキュラムで学ぶことになります。指・手・前腕・ひじ・ひざ内部など、体の部分を使って身体のツボ・筋肉・じん帯・間接・骨などを刺激し「頭の先からつま先までの気の流れ・血液を循環させる」ことをマスターすることが、整体師への第一歩です。
ちなみに、この技法をじっくり行うと一人の患者さんに対して1時間近くかかります。食の欧米化などから発生したと考えられる「メタボリックシンドローム」に代表されるように、肥満による高脂血症など血流が滞るために起こる病気に悩まされる患者は年々増加しています。そのためか、整体師のなかにはこの技のみで開業している人も多く見受けられます。